つい最近、身内が亡くなりました。その身内は生活保護でお世話になっていました。丁度、お正月に亡くなり、病院や施設、市役所への連絡等で困り、葬儀はどういう形で流れなのかを記録しておこうと思います。
ここでは、生活保護にかかっており、施設でお世話になっていて最後は病院で亡くなってからどこに連絡をするのか、直葬してから火葬して納骨までの流れと費用の記録を2記事分で残しておきます。長くなってしまいましたので。
やはり、同じような境遇の方が沢山いると思うのですね。わからないことだだらけで、検索かけても解決しないこともありました。
お役に立てれば幸いです。この記事はコロナ感染症がないときに作成したものです。
目次
葬儀の形は?生活保護受給者を直葬でみおくりました【体験記①】
生活保護の葬儀は親族の方はどうしたのかを書きます。
亡くなったときの時期と場所で違います。
お正月1/4の朝に病院で亡くなりました。
入退院を繰り返していましたが、普段は施設でお世話になっていました。
亡くなったときにはまだ施設に席がある状況でした。
危篤状態が2日程あり、身内が泊まったりしました。
病院にもよりますが、危篤でも泊まれるのは最低1人でした。
ベッドを用意してくれるということでしたが、どうしても2人泊まりたいということで、ベッドはいらないからとお願いをして椅子で過ごして一晩過ごしました。
やはりそこで、私達身内では、万が一・・・のとき、どうしよう!?と話になりました。
私達は普通の葬儀で大きな葬儀100人規模や、15~30人家族葬などの経験はあります。
生活保護にかかっている場合の経験が初めてでした。
故人は無宗教で、兄弟からも縁を切られている状況でした。
私の父から祖母も、民生委員さんにも世話になり、全部を市でやってもらったということを、小さい頃からよく聞いていました。
葬儀で直葬の流れは?市役所に連絡がつかなかった
私達は
・葬儀屋に頼むか(本当に数名だけで直葬を希望)直葬も2種類あることを知りませんでした。
・生活保護でしてもらうか
2つの選択がありました。
とりあえず、市と連携している安く挙げられる葬儀屋(ネットで調べて)店舗に相談をしに行きました。
今、危篤状態であることを伝えて、色々と話していて生活保護にかかっているという話をしたのですが、それならば、まず
・施設にはケースワーカーさんがいるのでその方に連絡をまずして相談する
・直葬には2種類ある
ということを、教えていだだけました。
そこで、まず施設に電話してみるが、ケースワーカーというのはいない。そのかわり、お世話係の○○さんという方と話してください。とのことでした。
夜で連絡もつかず、そうこうしているうちに、入院している病院に連絡が入ったのか、入院している病院の○○さんという方に連絡してくださいとのこと。
その方とも、次の日にしか連絡とれずでした。
そして身内が朝にご臨終。
結局、お正月は市役所は動かないし、あまりにあっちこっちという感じになってきたので、もう葬儀屋に頼もうか・・となりました。
私と主人は車を走らせ、葬儀屋に向かう途中で、そのときに市の援護課の○○さんと連絡がつき、電話で話をして市と契約している葬儀屋さんに段取りをしてもらい、「病院に10時45分にお迎えにあがります」
ということになりました。
亡くなってから約4時間後です。
今までの経験上、病院は亡くなると2時間以内に連れて帰ってくださいというところが多かったです。
なので、この4時間が家族と最後に過ごすゆっくりとした時間となりました。
この間に故人は看護師さんに綺麗にしてもらいました。
このときにはまだ、火葬日時も決まっていません。
土曜だったので月曜に死亡届を出してそこで話し合ってということでした。
え~~~って思いますよね。
役所というところは本当に休みは最低限のことしかしないのだと。
葬儀の直葬2種類とは
相談しにいった葬儀屋さんは良心的なお値段でとても親切に教えてくれました。
・生活保護で市にお世話になる場合、病院で最後のお別れとなる。次に会うのは斎場になるということ。
・亡くなってから24時間おかないといけないので、その間、家に連れて帰るか、できないのであれば保管してくれる場所が必要になります。
★葬儀屋で頼むと、葬儀屋さんの持っている安置所においてもらう。(料金が発生)
直葬費用の基本(13万円程)と、
安置するだけなら1万円。一部屋借りて(キッチンやトイレなどがついている)で過ごすとなると5万円。
合計18万円程。
という葬儀屋さんでした。
★生活保護で頼むと、市が契約している葬儀屋が病院に迎えにきてくれて、その葬儀屋で安置してもらう。その代わり、火葬するまでは会えない。(無料)
次に会うのは火葬する日の斎場で待ち合わせ。
という形になります。
直葬儀の流れで注意すること
・生活保護で市に全部を任せようとすると、火葬まで会えないということ
・後々、他の親戚等に何で相談してくれなかったのよ!!などと言ってくる人も多い
ので、その点だけきをつけていただいたほうがよろしいかと・・
と、葬儀屋さんに教えてもらいました。
葬儀の形は?生活保護受給者を直葬でみおくりました【体験記】まとめ
いざ、このときがくると慌ててしまうものですよね。
また生活保護者の方の葬儀となると、一般の葬儀と違う点もでてきますし、経験してみて分かったことがやはりありました。
どんな問題でも解決すると思いますので慌てずに周りと協力をして故人を見送ってあげてくださいね。
葬儀が終わったらまた、色んな書類の手続き等が待っています。
これらのことも記事にまとめておこうと思います。
この記事がお役に立てたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この葬儀の流れに関しての記事は2記事に分けて書きました。
もう1記事の内容はこれらのことを体験したことをそのまま書きました。
・直葬の服装は?火葬する当日の流れ
・生活保護の葬儀で親族が最後にお焼香と花を添えてお別れ
・葬儀直葬の費用!生活保護者の直葬でかかった費用のまとめ
・葬儀の段取りは生涯で何度か経験するけど細かいことは忘れてしまう・・
・生活保護受給者の葬儀で親族の服装は?当日の流れと費用のまとめ【体験記】のまとめ
生活保護受給者の葬儀で親族の服装は?当日の流れと費用のまとめ【体験記②】