コロナウィルスが世界中で流行しています。クルーズ船ダイヤモンドプリンセスからはじまり、緊急事態宣言が発表されてもう数か月がたちました。
日頃から気にはかけている感染対策ですが、ウェットティシュにはアルコール成分が入ったものとノンアルコールの2種類があって、どう違うのだろうと思って調べてみました。
今回はウェットティッシュのアルコール入り除菌シートとノンアルコール除菌シートの違いをご紹介します。
目次
除菌シートのノンアルコールはきちんと除菌できる?
除菌シートを持ち歩いている人は多いと思います。私もカバンの中には日頃から入れています。アルコール成分が入っているものは臭いがきついのと、刺激が強そうでいつもノンアルコール除菌シートを選んでいます。
今回は旅行ということで80枚程は家にあったのですが、買い足そうと思って購入してきたのですがいつもアルコールが入っているタイプなのにノンアルコール除菌シートを買ってきてしまいました。
あまり細かくは考えずに「いつもアルコールタイプは臭いもきついしな・・ちょっとでも刺激が弱いほうがいいな、顔や口周りにも使うし・・」と手にしてレジへ。
準備をすすめるごとに、TVなどでもコロナウィルス予防対策などの特集や報道がされていて、これできちんと除菌できるのかな?と思ったんです。
調べましたら、残念ながら完全な除菌はできません。
完全な除菌にはエチルアルコールが含まれているタイプです。
病院で注射を打つ際に皮膚に拭いて消毒しているのがエチルアルコールです。
アルコール除菌シートはコロナウィルスに効果なし?
一番の心配はこれなんですよね。
コロナウィルスはエンペロープ型のウィルスです。このエンペロープ型のウィルスは薄い膜を持っています。このウィルスの膜を破壊してやるとウィルスは死滅します。
アルコールや次亜塩素酸で瞬時に破壊できるのでアルコールと次亜塩素酸も効果抜群です。
ウェットティッシュはアルコール成分が入っていても、皮膚につける時間が短いので、効果は薄いと言われています。
手洗いで石鹸を使って洗い流すのが一番です。
ノンアルコールは破壊はできなけれど、ふき取ってゴミ箱に捨ててしまえば物理的には大丈夫と言われています。
次亜塩素酸の殺菌効果は厚生労働省の参考文献をはりつけておきます。
ノロウィルスには効果ありません。ノロウィルスはアルコールも効かない性質です。
手ピカジェルは効果あるのか
除菌シートの役割は薄いと知ってから、今は手ピカジェルが欲しいです。田舎に住んでいるのですが、ドラッグストアーや大手スーパーなどでも売れきれています。
消毒用エタノールも売れきれていました。棚は空っぽ!
トイレの扉や、お店に入ったときに触れるものとか気になりますものね。
手ピカジェルは高濃度のエタノール除菌ができるということになっています。基本的に濃度60%未満は効果がないと言われていますので、手ピカジェルは濃度80%前後あります。
エタノールにリン酸を混ぜることで強い除菌効果が出ます。
ツイッターではこの手ピカジェルが量産されているようなので、私も買いに行ってこようと思います。
ツイッターではこの手ピカジェルを作っている工場が稼働を2倍にして1日5万本→10万本製造されています。
先程、近所のドラッグストア“ヤックス八柱店”に行ってみたところ…
品薄になっている『 #手ピカジェル 』が、たくさん入荷しているのを俄然発見‼️で、即購入♪♪
パッケージのアライグマに負けないぐらい、俄然ゴシゴシしちゃおうと思いMAX😄🖐️(笑) pic.twitter.com/3FG86DRogj
— 俄然タカハシ (@0912gazen) February 15, 2020
#健栄製薬#手ピカジェル
ありがとうございます😭
小さい子供がいるので普段から愛用させて頂いております。
ここのところ全く買えない状況が続いていて、今使っているものが残りわずかなので不安に思っていました。
せっかく増産してくださった商品ですから買い占めや転売などが起きないよう祈ります pic.twitter.com/J0jMOM2GZk— ちい:::☆ (@chi33193088) February 15, 2020
ウェットティッシュのアルコールとノンアルコールの違いは?のまとめ
ウェットティッシュのアルコールとノンアルコールの違いをご紹介しました。
ウェット除菌シートや手ピカジェルよりも、手洗いをしっかりとするのが基本です。
新型コロナウィルスに感染しないように感染症対策を大切です。
首相官邸のホームページで詳しく書いてありますのではりつけておきますね。
- 手洗い(正しい手の洗い方)
- 普段の健康管理
- 適度な湿度を保つ
- 他人にうつさないようにするには
- 咳エチケットをしましょう。
- マスクをつける
- ティッシュなどで口と鼻を覆う
- とっさのときは、袖や上着の内側で覆う
- 周りの人からなるべく離れる
これ以上、コロナウィルスがひろがらないことを祈っています。
マスクを手作りされる方が増えています。
夏マスクの素材について詳しく書かれたページがありました。
自粛で学校がお休み、こんなときにお家で工作などを過ごしてはいかがでしょうか?
折り紙や空き箱、割りばしやストローなど、身近な材料で作れる作品を写真で手順をご紹介しています。