<正しいお米の研ぎ方>
毎日食べる白ご飯。毎日食べるものだからこそ美味しく食べたいですよね。
お米の品種も次々と新しいものが登場し、炊飯器の機能も多様化しています。
しかし、お米の研ぎ方は変わりません。
正しいお米の研ぎ方、知っていますか?
せっかくこだわって選んだお米や炊飯器でも、研ぎ方一つで美味しさが損なわれてしまうかもしれません。
正しいやり方をご紹介していきましょう。
目次
お米の研ぎ方の基本!研ぎ方一つで美味しさが違います
お米の研ぎ方を正しくするといいましても、使う道具はざるやボールは家にあるものでOKです。
家庭によって、代々教えられてきたやり方があるかと思いますが、それは本当に正しい方法でしょうか。
「正しい」とは、ご飯をより美味しく食べるためのやり方です。
(道具写真1)
お米を研ぐために必要なものは、
・お釜
・米の計量カップ
・米
・水
以上です。特別なものなんて必要ありません。
家庭によっては、ザルとボウルで研いでいたり、米研ぎ用のボウルで研いでいたりするかもしれませんね。その場合はお家で使用しているものを用意してください。
(私はズボラなので、お釜で洗ってしまいます。)
お米の研ぎ方!簡単な方法
美味しくな~れってね、気持ちをこめましょう。
①米をお釜、ボウルに入れます。今回は3合炊きますね。
(手順写真1)
②水を加えながら手でかき混ぜます。
(手順写真2)
③水がいっぱい溜まったら、すぐに捨てます。
(手順写真3)
必ずすぐに捨てます。
というのも、洗う前の米は乾燥していて水を吸収しやすい状態なのですが、1番最初に入れた水はとても白く濁りますよね。これは米の表面に付いているぬかなどが白い汚れとして浮いてくるためで、糠臭さもあります。その糠臭い水を米が吸収してしまうのを防ぐためにもすぐに捨てた方が良いのです。
④ここからが「研ぐ」工程です。
指を曲げて、熊手の用な形にします。
(手順写真4)
この指の形で、米の中心から円を描くように20回ほど優しくかき混ぜます。
水は入れません。
(手順写真5)
⑤水を入れながらかき混ぜます。
(手順写真6)
研ぐことで再び出てきた糠汚れを水に混ぜ込むようにかき混ぜます。
白く濁った水は捨てます。
④⑤の工程を2回繰り返します。
水を入れてうっすらと水が透けて米が見える程度になればOKです。
炊く合数が少なければ1回で十分な場合もあります。
(手順写真7)
⑥ボウルで洗っているご家庭はお釜に移します。
お釜に記載されている目盛りのところまで水を入れます。
今回は3合炊きますので、目盛り3のところですね。
(手順写真8)
水を入れてすぐに炊き始めるのではなく、30分ほど時間をおいて炊くのが良いでしょう。
米が十分に水を吸うのを待つのです。
その後は普通に炊飯ボタンを押して炊き上がるのを待ちます。
炊飯予約の機能などを上手に利用しましょう。
⑦炊飯器の炊き上がりの合図が鳴ったら、なるべくすぐに蓋を開けます。
最近の炊飯器は、加熱終了後の蒸し時間も含めて炊き上がりとしているので、合図が鳴ったら開けても大丈夫なのです。
開けたらしゃもじを垂直に入れ、十字に割ります。
(手順写真9)
(手順写真10)
⑧底からかき混ぜて余分な蒸気を逃がします。
(手順写真11)
(手順写真12)
余分な蒸気を逃がして、かき混ぜて空気を含ませることでふっくらご飯が出来上がります。
これをお茶碗に盛り付ければ完了です。
炊き立てのおにぎりは格別に美味しいですね!
お米の洗い方で大事なのは優しく扱うこと
ご家庭で日々やっているやり方と比べてみて、違うところはありましたか?
特に水を入れずにかき混ぜる工程、力強くしてしまっていませんか?お米同士の摩擦で汚れを取っているのですが、あまり強くやりすぎるとお米が割れてしまい、炊き上がりがふっくらとなりません。優しく扱うことを意識しましょう。
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お米の研ぎ方の基本!研ぎ方一つで美味しさが違うのまとめ
毎日、美味しいご飯を食べるために、お米の正しい研ぎ方をご紹介しました。
毎日何気なくやっている米とぎですが、美味しいご飯を食べるために重要な要素がたくさんあるんです。
1日の中で全くご飯を食べないという人はいないと思います。
そんな毎日食べるご飯をより美味しくするために、明日から研ぎ方を見直してみてはいかがですか?
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